犬のしつけ 噛み癖

どうして噛むの?痛いし危険・・・

マルチーズ

犬のしつけで深刻なのは「噛む」ことです。
いつも愛想の良い成犬が、ある日突然噛みついてくることもありますし
子犬の時からの甘噛みがエスカレートしてしまった場合も。

 

攻撃をすることは、犬にとって正常な行動です。

 

野生の時は、狩りをして獲物を捕らえて食事をしていましたし
敵が襲ってきた時は、勇敢に戦いました。
そうしないと自然の中では生きていけません。

 

しかし、家庭犬として人間と生活する場合
攻撃行動は「問題」となりますので防止しなくてはいけません。

 

口輪や首輪などの道具・グッズは、
臨時の対応にしかならないことを頭に入れておきましょう。

 

実は、犬の攻撃行動(噛みつく)が出てしまうのは、
犬の生活環境の変化だったり、
飼い主の対応が悪かったりして
引き起こされることが多いのですよ。

 

犬の攻撃行動はどのようなものなのか?
なぜ・どのような状況で起きるようになったのか?
私たちはどう改善すればいいのか?

 

飼い主として、しつけで予防しつつ
そのメカニズムを理解することが大切です。


噛んじゃう原因、分かって欲しい

ビーグル

犬の噛み癖は、攻撃行動の1つで
大きく分けると4つあります。

 

・吠える・吼える・咆える
・歯をむき出す
・唸る・うなる
・噛む・咬む・噛み付く・食いつく

 

吠えたりうなったりしている威嚇だけの時も、要注意。

 

効果が感じられなくなると、
噛みつきにエスカレートするからです。

 

犬が噛むといっても、
軽く前歯で噛みつく場合と
ガブっと深く噛みつく場合があります。

 

攻撃は、自己防衛の形です。

 

犬が困って自分を守ろうとしたとき、
・相手と戦う
・相手から逃げる
・その場で固まってしまう
こうした行動に出ます。

 

犬が恐怖を感じたり、窮地に追い込まれたりして
硬直しているワンちゃんも「噛む」問題へ行こうする可能性が。

 

単に「噛みつき問題」を解決するだけでなく
犬の感じている不安や恐怖、原因を
飼い主として察知して取り除いてあげる努力が日々必要なんですね。

 

犬が噛む状況としては
・子犬の時、乳歯が痒くて噛む(問題なし)
・自分がリーダー、家族より優位性を示している(主従関係の崩れ)
・自分の物・所有物をガード
・自分の場所を保護・縄張り行動。他の犬や人間に向かう
・子どもや小動物、動くものを捕食しようとする
・遊びの加減が分からずやりすぎてしまう
・オス同士、メス同士の喧嘩。1歳2歳3歳くらいまでよくある
・体に痛みがあり、触られないように攻撃
・子犬を守ろうとする母性本能

 

どの問題行動に関しても、基本は
毎日5分程度の服従訓練を徹底することです。

 

服従訓練とは、犬が飼い主に従うこと。
英語や分かりやすい「コマンド」を使って、犬をコントロールします。

 

おすわり(Sit)、待て(Stay[)、ふせ(Down)、おいで(Come)
おやつやおもちゃを使ってもOK。
ワンちゃんの性格や興味に合わせて、楽しくトレーニングしましょう。

 

興奮状態の時にも、
飼い主のコマンドが聞けるようになるところまで
しっかり躾をするのが大切です。


治らない・治せない噛み癖は要注意!

キャバリアキングチャールズスパニエル

我が家の柴犬は、パピーの頃(3カ月4か月)に甘噛みがはじまり
おもちゃを取り上げられそうになった時や
散歩が終わって庭にリードで繋がれそうになった時に噛むように。

 

すぐにはしゃぐお転婆さんなので、
ハイテンションになったら「無視」を少しして
低い声で静かに「待て」と命令。
クールダウンさせて、噛みつきを防止するように練習しました。

 

チワワやテリア系のワンコも
噛みつきに悩む飼い主さんが多いみたいですね。

 

この基本の服従が出来るようになっても噛みつきが解決しない場合は
プロのドッグトレーナーやペットカウンセラー
犬のしつけ教室、家庭犬訓練所などに相談しましょう。

 

自分が傷だらけ、流血して痛いだけだから・・・と
問題を軽視しないこと。

 

噛みつき事件は年間に何千件と発生しており
家族に対するものだけでなく、
近所の方や道を歩いていた方、配達人へも起きています。

 

加害者にならないよう、専門家に必ず相談してくださいね。


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